合同会社の定款変更を自分で行う方法!ビジネッツで古物商を追加した例

定款変更を自分でする方法

ビジネッツでは2023年9月に定款の目的変更を行いました。

理由としてはビジネッツで古物商の許可申請を行うために定款の事業目的に古物商を営む旨の記載が必要だったからです。

ビジネッツが会社を設立した時には古物商を行う予定はなかったため、定款の事業目的に古物商を営む旨の記載がありませんでしたが、定款の目的変更をして古物商の許可を取得できました。

同じようにこれから法人として古物商の許可を取得しようと考えているにも関わらず、定款の事業目的に古物商を営む旨の記載がない場合は定款の「目的変更」を行うことによって古物商の申請が可能になります。

今回はビジネッツとして行政書士を利用せずに定款変更を行うことができたため、この経験を通して同じように考えている法人に対して定款の変更をする方法をお伝えしていきます。

目次

定款変更のためのステップ

定款を変更するためのステップはいたってシンプルです。

STEP
定款変更に必要な書類を作成する

定款変更を申請するために必要な書類を作成していきます。ビジネッツではサービスを利用して書類を作成しましたが、自分で作成することもできなくはないので参考にしてください。

3万円の収入印紙を購入して書類に貼り付ける必要があります。

STEP
作成した書類を管轄の法務局に提出する

書類を法務局に提出します。地方の法務局では受け付けていないことが多いので、どこの法務局に提出すればいいか確認しておきましょう。提出方法は直接の持ち込みや郵送、インターネット申請があります。

定款の目的変更を申請する書類を作る

まずは定款変更に提出な書類の作成が必要です。ビジネッツは「会社ひとりでできるもん」というサービスを利用して会社設立を行っています。そのサービスの中に変更登記の申請書類を作成するためのサービスがあったため利用して書類を作成しました。

初めてのことでありどのように書類を作成していけばいいのか分からなかったため、若干の費用はかかりましたがサービスを利用して書類の作成を行いましたが、できあがったものを見てみると書式は簡単なものだったので作り方さえわかれば自分で申請書類を作成することは可能です。

特にビジネッツは一人会社であり会社の規模が大きくないため、定款変更という会社の大事な部分を変えるような動きも柔軟に対応可能でした。

一般的には、役員の同意を得なければ定款変更の手続きを行うことができないため、役員全員から定款変更にかかわる同意書に押印をしてもらう必要があるからです。

ビジネッツの場合は一人会社なので同意書を自分で作成し自分の印鑑を押せばいいだけですから簡単に行えました。ビジネッツと同じように一人会社で経費をかけずに定款変更をおこなおうと考えている場合は、ビジネッツで作成した書類をもとにひな形を用意してみましたので参考にしてみてください。

ただし注意点としては合同会社用の書式だということです。株式会社やほかの法人形態の場合は必要な書類が異なってくるため書式を確認して使えそうであれば使うようにしてください。

ビジネッツはこの書式で定款変更を行えましたし合同会社であれば問題なく可能だと思いますが、その他の会社形態の場合は自己責任での活用ということでビジネッツとしては責任を負いかねます。

もしも分からないことがあれば行政書士に相談するのがいいと思いますが、自分で作成することによって経費を安く抑えることができるため頑張ってみてください。

作成した書類を法務局に提出する

必要な書類を作成したら法務局に提出する必要があります。ビジネッツは広島県尾道市に本店があり尾道市にも法務局があるのですが、そこでは定款変更の手続きは受け付けていませんでした。

広島県の場合であれば広島市内にある法務局でしか定款変更の書類を受け付けていないため、そこに持ち込むか郵送する必要がありました。

書類の提出には持ち込みと郵送以外にオンライン供託のアプリを利用することで電子申請が可能です。

ビジネッツのある尾道市から広島市まで行くのは時間がかかるため、まずはオンライン申請を試してみました。オンライン申請の使い方について参考資料があったもののすごく分かりにくかったです。

とはいえ何とか申請してみましたが、必要な書類は郵送する必要があるようなので、申請書と一緒に必要書類を郵送しました。

郵送するときには封筒に赤字で「変更登記申請書在中」と記載し四角で囲んでおくと法務局に届いたときに何の書類かが分かりやすいため書いておきましょう。

郵送してからは変更登記が完了した旨の連絡はありませんが、書類に不備がなければだいたい1週間くらいで変更が行われているはずです。

ビジネッツでも書類を提出してから1週間もかからずに手続きが終わっていました。

ちなみに、オンライン申請したものは受付されておらず時間経過による申請取り消しという扱いで処理されています。

まとめ

ビジネッツでは古物商の許可を得るために定款変更を行いました。一部サービスを利用しましたが自分で行うことができるため、一人会社であまり経費をかけたくない場合はこの記事を参考にして定款変更をしてみてください。

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