友人の事業相談から始まったLP制作というケース
このページは、いわゆる「制作実績紹介」ではありません。
ビジネッツが提供している価値である、
「判断と設計」 が、実際の案件の中でどのように使われたのかを
一つの具体例として整理したケーススタディです。
今回の相談は、知人(友人)からのものでした。
ただし、重要なのは
「友人からの依頼かどうか」ではなく、
どのような前提条件の中で、
どんな判断を積み重ね、
どのような設計に至ったのか
というプロセスです。
相談の背景|「LPを作りたい」より前にあった本当の課題
最初の相談内容は、
「サービスをまとめたLPを作りたい」
という、よくあるものでした。
しかし、話を聞いていく中で明らかになったのは、
LPそのものではなく、
- 誰に向けたサービスなのかが曖昧
- 何を強みとして伝えるべきか整理されていない
- 価格や提供範囲に自信が持てていない
といった、
事業設計以前の段階で詰まっている状態 でした。
この時点で、
「LPを作る」という作業に入るのは、
適切ではないと判断しました。
最初に「やらなかったこと」|デザインも構成も後回しにした理由
この案件で、
私が最初に決めたことは
いきなりLPを作らない
という判断でした。
具体的には、以下のことを 意図的にやっていません。
- テンプレート構成の提示
- デザイン案の作成
- 他社LPの模倣
- 流行りのセールス構文の当てはめ
理由はシンプルで、
前提が整理されていない状態で作られたLPは、
見た目が整っても機能しない
からです。
ここで重要なのは、
「作れるかどうか」ではなく、
今、本当に作るべきかどうか
という判断でした。
設計で最優先した判断軸|「誰に」「何を」「どこまで」伝えるのか
LP設計に入る前に行ったのは、
徹底した前提整理です。
判断したポイントは主に3つ
- このサービスは、誰のどんな状態を前提にしているのか
- あえて伝えない情報は何か
- このLPで完結させる役割はどこまでか
特に重視したのは、
「すべてを伝えようとしない」ことでした。
- 説明を増やせば親切になる
- 情報量が多いほど価値が伝わる
という考えは、
多くの場合、逆効果になります。
そのため、
このLPでは
「判断してもらう」ことだけに集中する
という役割を明確にしました。
採用したLP構成と、その理由
最終的に採用したLP構成は、
非常にシンプルなものです。
ファーストビュー
- 誰向けのサービスなのか
- 何を解決するものなのか
を一文で伝える構成にしました。
感情を煽るコピーや、
実績を前面に出す表現は使っていません。
理由は、
ターゲットが冷静に判断したい層 だったからです。
中盤(説明パート)
ここでは、
- なぜこのサービスが生まれたのか
- どんな考え方で提供しているのか
を中心に構成しています。
「方法」や「手順」は、
あえて詳しく書いていません。
それらは、
次の接点で伝えるべき情報だからです。
CTA(行動喚起)の考え方
CTAは、
今すぐ申し込ませる
ためのものではなく、
次の対話につなげる
ための位置づけにしています。
ここでも、
LP全体の役割を逸脱しないことを
優先しました。
別の条件だった場合に変わっていた判断
もし、今回の案件が
- 広告運用前提
- 即決が必要な商品
- 価格帯が極端に低い
といった条件であれば、
設計は大きく変わっていたはずです。
このように、
ビジネッツでは
正解の型を当てはめるのではなく
条件に応じて判断を変える
という姿勢を取っています。
この事例が示しているビジネッツの考え方
このLP制作事例は、
- デザイン力
- コピー力
- テクニック
を示すものではありません。
示しているのは、
作る前に、どこまで考えているか
という一点です。
これは、
ビジネッツが掲げている
「判断と設計を提供する会社」
というスタンスそのものでもあります。
(※ 関連:企業ブログの役割定義ページへの内部リンクを想定)
まとめ|成果物よりも、判断の積み重ねを重視する
今回のケースでは、
- 派手な実績
- 分かりやすい数字
は前面に出していません。
それでも、
この会社なら、
ちゃんと考えた上で提案してくれそうだ
と感じてもらえることが、
このページの目的です。
ビジネッツは、
制作物そのものではなく、
その前に行われる判断と設計
を価値として提供しています。
このケーススタディは、
その一例に過ぎませんが、
今後も同じ考え方で、
実例を積み重ねていく予定です。

